※本ページはED(勃起機能不全)に関する一般的な情報を整理したもので、セルフチェックだけでEDの診断や原因判定を行うものではありません。気になる変化がある場合は、必要に応じて医療機関へ相談してください。
EDのサインはひとつだけでは判断できない
ED(勃起機能不全)は、満足な性行為に必要な勃起を十分に得られない、または維持できない状態です。
気づくきっかけとして、
- 以前より勃起を得にくくなった
- 十分な硬さを得にくい
- 途中で勃起を維持しにくい
- 性行為を最後まで続けにくい
- 以前と比べて勃起の状態に変化を感じる
といった変化があります。
ただし、ひとつの症状だけでEDと診断したり、原因を特定したりすることはできません。
▼ EDの定義・原因・仕組みを確認する
セルフチェックでは「点数」より変化を整理する
自分で状態を確認するときは、サイト独自の点数で「EDかどうか」を判定するのではなく、どのような変化が起きているかを整理することが大切です。
たとえば、次のような点を振り返ってみましょう。
- 勃起を得にくくなっているか
- 十分な硬さを得られているか
- 勃起を維持できているか
- 性行為に支障を感じているか
- 同じような状態を繰り返しているか
- 以前と比べて明らかな変化があるか
- 持病や服用中の薬があるか
- 不安やストレスなど心理的な負担が強くないか
この確認は医師の診断を代わりに行うものではありません。
当てはまる項目の数だけで「軽症」「重症」「受診不要」などと決めることはできません。
朝の勃起が減ったらEDなの?
朝の自然な勃起、いわゆる「朝立ち」の変化は、状態を振り返る材料のひとつになることがあります。
ただし、
- 朝の勃起があるから心因性
- 朝の勃起がないから器質性
- 朝の勃起が減ったからED
といった判断はできません。
睡眠状態、体調、年齢、心理状態、持病、服用薬など、さまざまな要因が関係する可能性があります。
朝の勃起の有無だけで原因を自己判定しないようにしましょう。
硬さを確認するEHSとは?
EDの評価では、EHS(Erection Hardness Score)という、勃起の硬さを段階的に評価する尺度が使われることがあります。
EHSは、勃起の硬さを確認するための参考尺度ですが、EHSだけでEDの診断や原因判定を行うものではありません。
また、特定の段階だから必ず治療が必要、あるいは問題がない、と機械的に判断することもできません。
IIEF・SHIMという評価方法もある
EDの評価には、EHSのほかに、
- IIEF(International Index of Erectile Function)
- IIEF-5 / SHIM
といった質問票が使われることがあります。
これらは、勃起機能や性機能に関する状態を整理するための評価尺度です。
ただし、点数だけで原因を確定するものではなく、医師は症状、持病、服用薬、生活状況なども含めて判断します。
また、質問票の全文や採点表には利用条件や権利関係があるため、本ページでは設問そのものを転載しません。
「○週間続いたらED」と決めるものではない
EDについて、「○週間続けばED」「○か月続けば受診」という一律の期間基準だけで判断することはできません。
一時的な不調か、繰り返している状態かという点は重要ですが、期間だけで原因や診断を決めることはできません。
勃起の得にくさや維持の難しさを繰り返す、性行為に支障がある、本人またはパートナーが困っている場合は、期間だけで判断せず医療機関へ相談できます。
持病や服用中の薬も確認する
EDには、糖尿病、高血圧、脂質異常などの基礎疾患や、服用している薬が関係することがあります。
ただし、持病があるから必ずEDになる、あるいは服用している薬が原因だと自己判断することはできません。
特に、薬の影響が気になる場合でも、処方薬を自己判断で中止・減量・変更しないでください。
医療機関へ相談するときは、お薬手帳など服用している薬が分かるものを用意すると確認に役立ちます。
医療機関へ相談を考えたいケース
たとえば、
- 勃起を得にくい・維持しにくい状態を繰り返している
- 性行為に支障を感じている
- 本人またはパートナーが困っている
- 以前と比べて明らかな変化を感じる
- 糖尿病・高血圧などの持病がある
- 服用している薬の影響が気になる
- 不安やストレスが強く、状態に影響していると感じる
といった場合は、泌尿器科などの医療機関へ相談できます。
オンライン診療を利用できる場合もありますが、症状や持病、服用薬などによっては対面診療が必要になることがあります。
▼ 医療機関を選ぶときの確認ポイント
▼ オンライン診療の流れ・注意点
速やかな医療対応が必要になることがある症状
EDの相談とは別に、次のような状態では速やかな医療対応が必要になる場合があります。
- 性行為中・前後の胸痛、強い息切れ、失神
- ED治療薬の服用後、勃起が4時間以上続く
- 急激な視力低下・視力喪失
- 突然の聴力低下
- 外傷後の強い痛み、腫れ、著しい変形
該当する場合は、自己判断で様子を見続けず、速やかに医療機関へ相談・受診してください。
セルフチェックは「診断」ではなく相談の準備
セルフチェックの目的は、自分でEDと診断することではありません。
どのような変化があるか、いつ頃から気になっているか、持病や服用薬があるかなどを整理しておくと、医療機関へ相談するときに役立ちます。
「何個当てはまったか」よりも、自分がどのような状態で困っているかを整理することを重視しましょう。
まとめ|自己判定ではなく、変化を整理する
EDのサインは、勃起の得にくさ、硬さ、維持のしにくさ、性行為への支障など、複数の面から考える必要があります。
朝の勃起、EHS、IIEF、SHIMなども参考にはなりますが、それだけでEDや原因を診断することはできません。
症状を繰り返す、性行為に支障がある、本人またはパートナーが困っている場合は、期間や点数だけで判断せず、必要に応じて医療機関へ相談しましょう。
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最終確認:2026年9月25日
※医療情報や評価方法は更新される場合があります。個別の症状・診断・治療については、医療機関や医師・薬剤師へ確認してください。