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メンズヘルス(ED)

※本ページはED(勃起機能不全)に関する一般的な情報を整理したもので、個別の診断・治療を行うものではありません。症状や持病、服用中の薬によって判断は異なるため、必要に応じて医療機関へ相談してください。

ED(勃起機能不全)とは?

ED(勃起機能不全)は、満足な性行為に必要な勃起を十分に得られない、または維持できない状態です。

「まったく勃起しない場合」だけを指すものではなく、勃起しても十分な硬さを得にくい、途中で維持しにくいといった状態も含まれます。

一時的な不調を含め、原因や程度は人によって異なります。症状だけから原因を自己判断することはできません。

EDは年齢だけが原因ではない

EDには、ひとつの原因だけでなく、複数の要因が関係することがあります。

  • 血管や血流に関係する要因
  • 神経に関係する要因
  • ホルモンに関係する要因
  • 不安・ストレスなど心理的な要因
  • 服用している薬の影響
  • 糖尿病・高血圧などの基礎疾患
  • 喫煙・肥満など健康状態に関係する要因

若い人にも起こる可能性があり、年齢だけで原因を決めることはできません。

また、EDと心血管疾患には共通するリスク因子がありますが、EDがあるだけで心血管疾患があると判断することはできません。

持病や胸部症状などがある場合は、必要に応じて医師が全身状態を含めて評価します。

どんな状態が気になるサインになる?

たとえば、

  • 勃起を得にくい
  • 十分な硬さを得にくい
  • 勃起を維持しにくい
  • 性行為に支障を感じる
  • 以前と比べて変化を感じる

といった状態が、相談を考えるきっかけになることがあります。

ただし、朝の勃起が減った、硬さが落ちたといった一つの変化だけでEDと診断することはできません。

また、「○週間続けばED」「○か月なら受診」といった一律の期間基準だけで判断するものでもありません。

医療機関へ相談するタイミング

勃起の得にくさや維持の難しさを繰り返す、性行為に支障がある、本人またはパートナーが困っている場合は、期間だけで判断せず、泌尿器科などの医療機関へ相談できます。

持病や服用中の薬が関係していることもあります。「薬のせいかもしれない」と感じても、処方薬を自己判断で中止しないでください。

受診時には、お薬手帳など服用している薬が分かるものを持参すると確認に役立ちます。

早めの医療相談が必要になることがある症状

次のような状態では、通常のED相談とは別に、速やかな医療対応が必要になる場合があります。

  • 性行為中・前後の胸痛、強い息切れ、失神
  • ED治療薬の服用後、勃起が4時間以上続く
  • 急激な視力低下・視力喪失
  • 突然の聴力低下
  • 外傷後の強い痛み、腫れ、著しい変形

該当する場合は、自己判断で様子を見続けず、速やかに医療機関へ相談・受診してください。

ED治療にはどんな選択肢がある?

EDの対応は、原因や健康状態によって異なります。

医療では、PDE5阻害薬と呼ばれる治療薬が使用されることがありますが、薬ごとに用量、食事の影響、禁忌、相互作用などが異なります。

そのため、「ED治療薬は全部同じ」「どれでも誰でも使える」と考えることはできません。

硝酸薬・NO供与薬など、ED治療薬と併用できない薬もあります。持病や服用薬を含めて確認することが重要です。

2026年には市販のタダラフィル10mgも登場

2026年には、タダラフィル10mgを含むED用の要指導医薬品「シアリス」が市販化されています。

ただし、医療用タダラフィルのすべての規格・用途が市販化されたわけではありません。

市販のシアリスも、誰でも自由に購入できる一般的な市販薬という位置付けではなく、薬剤師による適否確認と服薬指導を受け、販売可能と判断された場合に購入する薬です。

医療用タダラフィルと市販のシアリスでは、確認事項や使用条件を分けて考える必要があります。

通院とオンライン診療という相談方法がある

EDについては、医療機関へ直接通院するほか、条件によってはオンライン診療を利用できる場合があります。

オンライン診療でも、医師が症状、持病、服用薬、禁忌などを確認したうえで診療・処方の可否を判断します。

情報が十分に得られない場合や、医師が対面診療を必要と判断した場合には、来院を求められることがあります。

「簡単なフォームに答えれば必ず薬が届く」「誰でもオンラインだけで完結する」と考えないようにしましょう。

生活改善・セルフケアはどう考える?

運動、禁煙、食事、睡眠、体重管理、ストレスへの配慮などは、全身の健康やEDに関連する基礎疾患の管理に役立ちます。

一方で、「○時間眠ればEDが改善する」「この運動を○回すれば治る」といった一律の方法はありません。

セルフケアだけでEDが改善するとは限らず、医療上の評価や治療の代わりになるものでもありません。

ED治療薬の個人輸入には注意する

ED治療薬については、個人輸入や海外製品を利用する前に注意が必要です。

国内で承認された医薬品と同じ名称や外観でも、成分量や品質が同じとは限りません。

健康食品などから医薬品成分が検出された事例もあるため、「海外製だから安い」「天然成分だから安全」と判断しないようにしましょう。

治療薬について迷う場合は、医師または薬剤師へ相談してください。

プライバシーが気になる場合

EDについて相談したいものの、家族や同居人など周囲へのプライバシーが気になる人もいるでしょう。

オンライン診療や薬の配送では、外装、差出人名、品名、決済明細、通知方法、受取方法などがサービスごとに異なります。

「必ず知られない」「必ず無地梱包」などと一律にはいえないため、利用前に各サービスの条件を確認することが大切です。

EDについてよくある疑問

治療薬の違い、保険適用、オンライン診療、副作用、服用中の薬との関係など、EDについてよくある疑問はFAQページにまとめています。

ED 詳細ページ一覧

最終確認:2026年9月25日

※医薬品の承認情報、使用条件、オンライン診療制度、販売方法などは変更される場合があります。実際に利用・購入する際は、医療機関、薬剤師、PMDA、厚生労働省、製造販売業者等の最新情報を確認してください。