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EDのサインとセルフチェック(自己判定の目安)
ED(勃起機能不全)は一時的なコンディション低下と区別がつきにくいことがあります。
ここでは、日常で気づきやすい初期サインと、ご自宅でできる簡易セルフチェックを紹介します。
いずれも医学的診断の代替ではないため、気になる状態が数週間~数ヶ月持続する場合は受診をご検討ください。
よくある初期サイン
- 勃起するまでに時間がかかる/刺激が強くないと反応しない
- 途中で硬さが続かず、中断してしまうことが増えた
- 満足いく硬さまで達しない(挿入しにくい)
- 朝の自然な勃起(いわゆる「朝立ち」)が減った/消えた
- パフォーマンス不安・緊張が続き、失敗経験を繰り返す
セルフチェック(7項目)
当てはまる項目にチェックし、合計数の目安を参考にしてください(診断ではありません)。
- ここ1~3ヶ月で、思うような硬さが得られないことが増えた。
- 途中で硬さが維持できず、中断することがあった。
- 朝の自然な勃起が明らかに減った。
- 生活習慣(睡眠不足・飲酒・喫煙・運動不足)が続いている。
- 糖尿病・高血圧・脂質異常・肥満のいずれかを指摘されている。
- ストレス・不安・気分の落ち込みが続いている。
- 服用中の薬の影響が心配だ(自己判断で中止はしない)。
0~1個:様子見可。生活リズムを整えて経過観察。
2~3個:生活改善+情報収集を。持続するなら医療相談を検討。
4個以上:受診推奨(オンライン診療や泌尿器科)。
「朝の勃起」チェックの意味
朝の自然勃起が保たれている場合は心理的要因の関与が示唆され、
低下している場合は血管・ホルモン・神経など器質的要因の可能性が高まります。
いずれのケースでも、持続するなら医師と相談すると近道です。
リスク要因|当てはまるほどEDリスクは上昇
- 代謝・血管系:糖尿病、高血圧、脂質異常、肥満、喫煙
- 睡眠・生活:睡眠不足、睡眠時無呼吸、過度の飲酒、運動不足
- 心理:ストレス、パフォーマンス不安、抑うつ傾向
- 内分泌:テストステロン低下、甲状腺機能の乱れ
- 神経・手術歴:骨盤内手術後、脊髄・末梢神経障害 など
- 薬剤:一部の降圧薬・抗うつ薬・前立腺関連薬など(変更は必ず医師へ)
受診の目安
- 数週間~数ヶ月、同様の不調が続く/悪化する
- 生活改善をしても改善が乏しい
- 糖尿病・高血圧・脂質異常などを併発している
- 薬の影響が気になる(自己中止はNG)
受診先は泌尿器科やオンライン診療が便利です。必要に応じて内科的評価(血糖・脂質・血圧・ホルモン)も行われます。
参考:硬さの目安(EHSの考え方に基づく一般的な説明)
- レベル1:増大はあるが硬さがない(挿入不可)
- レベル2:硬さは一部あるが挿入困難
- レベル3:挿入可能な硬さだが十分でない
- レベル4:十分な硬さで満足いく性交が可能
レベル2以下が持続する場合は、医療相談で治療選択肢(生活改善・内服・外用など)を検討しましょう。
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最終更新:2025-09-06
※本ページは一般的な情報提供であり、診断・治療を代替するものではありません。気になる症状は医師にご相談ください。
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